コンピュータや通信技術はもちろん大切ですが、それにとどまらず、特許法を途上国の発明家にも利用できるものにしたり、途上国に蔓延する疾病の治療薬を共同研究開発したり、公害や燃料コストを節約するクリーンエネルギーを提供する必要もあります。
収量を増やすための農業技術面での支援は、おそらく最も貴重でしょう。
たとえば、慈善団体「ヘファー(若い雌牛)」は家畜を寄付したり、地域の零細農家に対して農業指導を続けています。
農家が独り立ちできるようになったら、こんどは彼らが、増やした家畜の子どもを別の貧農に与えて「贈り物を受け渡し」ていくのです。
なによりも、グローバリゼーションが富裕国をますます潤すばかりにならないようにする必要がああります。
供与国側にとっては、援助は受入れ国の中央政府ではなく地域社会の意向を汲んだものにすべきであり、相手国のニーズに合ったプロジェクトやプログラム、また説明責任を促すものでなくてはならないのです。
またヒモ付き援助は望ましくありませんよね。
受入れ国側としては、社会の透明性を高めたり政治改革を導入すべきであり、より幅広い開発課題に取り組み、援助実施の監視を(NGO、市民社会や個人によって)強めて説明責任を強化すべきです。
要するに、供与国側にも援助が必要な人の手に渡るように努力が必要だし、受入れ側も国民の意見を汲み、受けた援助を正しく使うよう、さらに確実を期さなければならないのです。
先進国は、途上国を助けるための技術移転もしなければなりません。